【無料プラン4選】ランディングページ作成ツールを選ぶ際に気をつけなければいけないこと
1. ランディングページ作成ツールとは
ランディングページは、WEB広告のリンク先等で表示されるWEBページのことで、商品やサービスの情報を的確にユーザーに伝え、購入を促すための重要な存在です。しかし、WEB制作会社等のプロに依頼すると費用が高額になりがちです。ランディングページ(LP)作成ツールを使えば、プログラミングなどの専門知識がなくてもスムーズに作成できます。
この記事では、ランディングページを作成できるツールの無料プランをご紹介します。
2.ランディングページ作成ツールのメリット
ランディングページ作成ツールにはどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的にご紹介します。
2-1. リーズナブルに作成できる
制作会社等、プロにランディングページ作成を依頼した場合、初期費用をはじめとした運用管理費など、コストがかかり高額になることも少なくありません。初めてランディングページを作成する方には、無料プランがあるランディングページ作成ツールがおすすめです。
2-2. コンテンツを更新しやすい
自分でランディングページを作成すれば、更新したい情報がある場合や、修正したい部分がある時に素早く対応でき、最新の情報をユーザーに届けることができます。
2-3. 専門知識が不要
ランディングページ作成ツールは、テンプレートにテキストや画像を差し込めばページを作成できる機能が備わっています。あらかじめデザインが用意されており、イメージに合わせてブログ感覚で作成できるので、パソコン操作が苦手な方にも、挑戦しやすいのではないでしょうか。
3. ランディングページ作成ツールのデメリット
ランディングページ作成ツールはデメリットもあります。デメリットを理解しておけば公開後、運用の際に役立ちます。
3-1. 手間や時間がかかる
制作会社にランディングページの作成を依頼する場合と比較すると、手間や時間がかかります。ツールに慣れるまではストレスを感じるかもしれません。
3-2. マーケティングの知見がないと成果が出にくい
ランディングページでコンバージョンを獲得するにはマーケティングの知識が必要です。それはランディングページ作成ツールも同様です。ランディングページ公開後に運用がうまくいかずに悩んでしまい、改善に時間がかかってしまうかもしれません。
3-3. デザインや機能が限定されている
無料のランディングページ作成ツールは、デザインや機能に制限があるケースが多いので、デザインや機能で、こだわりがある方には適切とは言えません。
3-4. サービスが終了するリスクがある
運営会社の経営方針により、サービス提供が終わってしまう可能性があります。常に運営会社の情報をチェックしていなければ、ランディングページがなくなってしまうかもしれないので、注意が必要です。
4. ランディングページ作成ツールを選ぶときのポイント
それではどのような点を重視してランディングページ作成ツールを選べば良いのでしょうか。注意したいポイントをまとめました。
4-1. サポート(日本語)の充実度
海外製のランディングページ作成ツールは日本語に対応していないものもあります。英語が苦手な方には作業時間が苦痛に感じられるかもしれません。
4-2. シンプルで直感的なUI
ランディングページ作成ツールを利用するのであれば、操作の難易度も検討基準の一つでしょう。初心者でも簡単に操作できるツールであれば、作業時間を削減することができます。
4-3. レスポンシブ対応の可否
レスポンシブとは、パソコン・スマートフォン・タブレット等の各種デバイスの画面サイズに応じてレイアウトや文字サイズを変更させるWEBページのつくり方です。
ランディングページ作成ツールは、制作に必要なレスポンシブデザインが、HTMLやCSSを含んだテンプレートになっており、制作にかかる時間を大幅に短縮することができます。
4-4. 分析機能やSNS連携機能の有無
アクセス解析やソーシャルメディアとの連携機能の有無を確認しておくことも大事です。無料プランでは、自分でフィードを埋め込んで連携させなければいけないツールもあります。
5.無料プランのあるランディングページ作成ツール4選と特徴
次は無料プランのあるランディングページ作成ツールを4つご紹介します。皆さんのリソースや目的に合わせて選んで下さい。
5-1. ペライチ
「ペライチ」は、株式会社ペライチ(東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル9F)が作ったランディングページ作成ツールです。無料で作成できるのは1ページのみなので、まずはランディングページ作成ツールについて知りたい方におすすめです。
無料プランは、有料プランと比較して
- 広告が表示される
- 独自ドメインが使用できない
- 公開できるのは1ページのみ
と制限が多いのですが、最初の30日間は「ビジネスプラン」が無料なので、ビジネスプランから試すのも良いのではないでしょうか。
有料プラン(ライトプラン以上又はSNS連携オプションの契約)にすればSNS連携等、豊富な機能を利用できるようになります。
5-2. STUDIO
「STUDIO」はSTUDIO株式会社(東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイス グラススクエアB1 FPORTAL POINT Ebisu)が提供する日本製のツールで、2018年に公開された、ノーコードでWebサイトを作ることができるツールです。プロのデザイナーが作成したおしゃれなテンプレートも用意されていますが、自分で作ったデザインがそのままコードに変換されます。
無制限の共同編集機能が備わっているので、チームや友人など複数人で作業したい場合や、オリジナリティの高いデザインで、ランディングページを制作したい方におすすめしたいツールです。
無料プランは、有料プランと比較して
- 広告が表示される
- 独自ドメインが使用できない
- マーケティング関連の外部アプリ(Googleタグマネージャー,Google Analytics,Googleサーチコンソール等)と連携できない
といった制限がありますが、無料プランから始めて必要に応じてプランをアップグレードするのも良いでしょう。
なお、公式機能にインスタを連携する機能はありませんが、別途アプリを利用すれば、無料でフィードを埋め込むことができるようです。
5-3. Jimdo
「ジンドゥー」の日本語版はKDDIウェブコミュニケーションズ(東京本社:東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山10階)が協業パートナーになっているランディングページ作成ツールです。
申し込み後でも14日以内であれば理由に関わらず、キャンセル可能です。
「ジンドゥーAIビルダー」という機能があり、パソコンスキルに自信がない方でも魅力的なランディングページを作成することができます。ホームページの作成アシスタントに沿って作成することにより SEO の向上も期待できます。見てほしいページへのアクセス状況確認もできます。
Instagram フィード(POWr Instagram Feed)というツール(登録無料)を追加するこで、Jimdo 側に インスタの投稿を表示させることができます。
無料プランは、有料プランと比較して
- 広告が表示される
- 独自ドメインが使用できない
- データ容量は500MB
と制限があるものの、スマートフォンからの閲覧も、画面サイズに合わせて、ホームページが自動でデザインを一番見やすい形に変更してくれたり、モバイルブラウザからいつでも編集可能な点が魅力です。
新機能 | AI ビルダーに新アクセス解析機能を実装しました - ジンドゥー(Jimdo)
5-4. Wix
「Wix」は2006年にイスラエルで設営されたサービスです。Wix.com Japan株式会社(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5)という「Wix.com」の日本法人があります。
ホームページ作成サービスの「Wix.com」が日本法人を設立|Wix.comのプレスリリース
直感的な操作が可能であると共に、カスタマイズ性にも優れているので、オリジナリティの高いデザインが魅力です。「Wix ADI」というAI機能により、自動作成してくれます。音楽配信、オンライン予約、Googleマップ・SNSボタン・ブログなど200以上の幅広い機能を揃えているので、公開後もコンバージョン改善に向けて検証することができます。
無料プランは、有料プランと比較して
- 広告が表示される
- 独自ドメインが使用できない
- データ容量は500MB
と制限があるものの、ドラッグ&ドロップでパーツを入れ替えてデザインできるので、初心者の方も使いやすいでしょう。
有料プランは下からご覧ください。
6. まとめ
ランディングページ作成ツールを使えば、簡単にランディングページを作成できます。初めてランディングページを作成する方は、まずは今回ご紹介した無料プランのあるランディングページ作成ツールから試してみてはいかがでしょうか。
運用してみて、物足りなく感じたり、使いにくいと感じたら、他のランディングページ作成ツールに変更したり、有料プランを契約する等、状況やリソースに合わせて検討してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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